ミランに興味を持ち始めたのはピョンテクがミランに移籍した時、リアタイを始めたのは19/20からというミラニスタになって間も無いにわかですが、忘れられないあの試合として19/20セリエA、第20節のミラン対ウディネーゼについて書かせていただきます。
少し遅れて試合を見始めた時、ミランは既に先制点を決められていました。GKドンナルンマのクリアミスでした。
その後前半はミランは見せ場を作ることができず、そのまま1点のリードを与えたまま後半へ突入してしまいます。
攻撃ができていなかったミランは後半からFWアンテ・レビッチを投入。ただ今シーズンフランクフルトからレンタルで加入しているレビッチ、フランクフルトでは大活躍していたものの、セリエAてまはここまでノーゴールで決して好調とは言えない状況でした。
後半に入っても最初に仕掛けたのはウディネーゼ。FWラザーニャがGKドンナルンマと1体1を作りシュートを放つも、ドンナルンマはナイスセーブで追加点を防ぎます。
するとミランに流れが来ます。
サム・カスティジェホがカウンターからシュート、これは相手GKに止められるものの、その後高い位置でボールを奪ったミラン、ペナルティーエリアに入ってきた右サイドバック、アンドレア・ コンティにパス、そしてコンティはグラウンダークロスを選択すると、そこにミランの選手が飛び込んで同点に!!!
決めたのは後半から入ったレビッチ!ついにセリエA初ゴールをここで決めます。
ここでもう僕のテンションは上がりに上がり、逆転勝利も信じられるように。
その後はGKドンナルンマが最初の失点を取り返すようなビッグセーブを見せ、70分まで1-1が続きます。
そして71分、ミランのコーナーキック。
ペナルティーエリアに入ってきたボールは弾かれてペナルティーエリア外に飛びます。
ボールの着地点にいたのはサイドバックとは思えない得点力のあるテオ・エルナンデス。
まさかのそのボールをダイレクトでボレーを放ちます。
するとそのボールは低い弾道で相手ゴールの隅に突き刺さってミランが逆転!!!
サイドバックなのにも関わらず、 チーム最多得点者だったテオがスーパーゴラッソ。そして逆転。ここで僕は発狂をかまします。
新加入選手の待ちに待った移籍後初ゴール、GKのビッグセーブ、 そしてスーパーゴラッソ。ここで勝ちを確信しました。
無事に2-1で85分を迎えたミラン、 優雅に今日の試合を振り返っているとまさかのFWラザーニャが体を捻って放ったヘディングはゴールネットに吸い込まれ同点に。
絶望。残り時間5分で同点に追いつかれる。 せっかくのホームでの試合、初ゴールにゴラッソ、勝つ要素しかない試合だったと落ち込んでいる中、ピッチの選手は諦めていませんでした。
ロスタイムに入り93分、ロングフィードをレビッチが落としイブラヒモヴィッチへ、ロストするもレビッチが拾いドリブル、相手のスライディングをかわしペナルティーエリア内へ。そして左足を振り抜く。
レビッチの放ったボールはスピードはないもののキーパーの届かないコースへ。
そしてそのシュートはゴールへ吸い込まれミランの3点目に!!!
85分に追いつかれ勝ちを諦めていたところにロスタイムの勝ち越し弾、なにより決めたのは初ゴールを決めたばかりのレビッチ。
世紀の大発狂をかましました。
この試合が僕にとって忘れられないあの試合なのかはもうお分かりだと思います。
ロスタイムに逆転し、勝利しただけではなく、ミランが決めた3点全てに大きな意味があるのです。
レビッチの初ゴールにテオのスーパーゴラッソ、そしてまたレビッチのロスタイム弾。
さらにこの試合を機にレビッチはスタメンに、そしてユベントスやインテルなどにも点を決めるエースになり、ミランに欠かせない存在に。
長くなりましたが、ミランが今後に繋がる逆転勝利を収めたこの試合が僕の忘れられないあの試合となります。
読んでいただきありがとうございました。
【忘れられないあの試合】
19-20シーズン
Milan VS Udinese
3-2
冷騎(@reiki_bvb_milan)